いつものバッグも「持ち歩き備蓄」
出勤や登校、買い物など、出かける際の『いつものバッグ』にも【備え】は入っていますか?
外出中に被害に遭わないとは限りません。とくに毎日の出勤や登校では出先中の確率は高くなりますよね。
今回は、私がいつも持ち歩いているバッグの中身を紹介します。
*この他にスケジュール手帳とメイクポーチがあります。
●先ずはバッグの紹介。6代目と入替え
ACEの「ビエナ」。この同じバッグを長年使っています。今回の購入で6代目です。
このバッグのお気に入りの理由は、ポケットの数が多いこととキャリーバッグのハンドルにかけられることです。そこはさすがスーツケースのメーカーですね。
人気ブランドバッグやお洒落なデザインも憧れますか、機能性ではどうしても納得できるモノがみつからなかったのです。もう記憶がないほど何年も前にこのバッグと出会い、手放せなくなりました。欲を言えば、深赤色が欲しいです。
ところが・・デザインが変わったようです。取っ手も変わっています。
キャリバッグのハンドルにバッグの取っ手をかけるのでボロボロになってしまうので今度は傷みにくいと良いのですが・・。中のカラーも変わっていました。グレーの方が落ち着いて見えます。
●ポケットが減ると困る理由
これまでの内ポケット
今回の内ポケット
これまでの内ポケットは、上に3つ、下にも大きなポケットがあって真ん中のマジックテープで止めると2つに使えるタイプでした。
目をつぶってもモノが取れる状態にしたい私は、ポーチだらけになるのは好きではないのです。このバッグの一番のお気入りはそのポケットの数と使いやすさです。
上のポケットに手指消毒ジェルなどの細かい衛生品、下のポケットにマスクやポケットティッシュなどの大きな衛生品を入れていましたが、今回は下のポケットがありません。上のポケットのティッシュなどの厚みのあるモノが入ると底の方が空いてしまいます。ムダだしバランスが悪い。ペットボルトポケットが増えていましたが、ファスナーの下止側にあるので取り出しにくい。これもちょっと残念でした。
●入れ替え完了
そこで使ったのが、家にあった縦長のミニバッグ。高さがぴったりです。これをバッグインバッグにして紙類の衛生品とハンカチ入れにしました。洗面所に行くときにはミニバッグだけ持てば良いので便利かなと思います。
並びに、水、化粧ポーチ、その下にトイレ凝固剤の入ったポーチがあります。
ポケットには手指消毒ジェルやハンドクリームなどの衛生品、ねり梅・飴・ガム・一口クッキーのミニ菓子、三文判・メジャー・アームバンドなどのちょい仕事道具。
中央仕切りの反対側(写真下側)は、クリップバインダー、財布、スケジュール手帳、眼鏡、ペンケース、文具ポーチ、風呂敷。
さらに外ポケットにはスマートフォン、スマホ充電器、名刺。
さらに外のぶら下がりは、PASMO、笛、ライト、方位磁石&温度計、プチ防災グッズ
*季節、天候、気温によって追加します。
●持ち歩いている理由
- 紙類とハンカチ(衛生)
➡ 通常でも使用。災害を考えいつも新品を用意
- 水(水分補給)
➡ 通常でも飲むが、災害を考え冬でも用意。
- トイレ凝固剤(衛生)
➡ 災害対策として5つ常備
- 手指消毒ジェルやハンドクリーム(衛生)
➡ 通常でも使用。災害を考え、早めに新品と交換
- ねり梅・飴・ガム・一口クッキーのミニ菓子(空腹)
➡ 通常もたまに食べるが、基本的に災害用
- 文具ポーチ(メモ)
➡ 仕事での頻度は低いが、災害を考え持ち歩き
- 風呂敷(万能)
➡ 業務用だが、災害時にも活かせる
- スマートフォン、スマホ充電器(連絡・情報)
➡ 業務でも欠かせないが、災害を考えれば絶対に外せない
- 笛、ライト、方位磁石&温度計、プチ防災グッズ(命の確保)
➡ 災害用
キャリーバッグとセットの移動が多く、いつもこんな感じです。
バッグの取っ手をキャリーバッグのハンドルにかけるだけではバッグがグルグル回ってストレスなのですが、このバッグの背面には「セットアップ用バンド」がついているのでしっかり固定されています。
持ち上げるときはバッグの下になるハンドルを持ちます。揺れずにセットのまま持ち上げられるので非常に便利です。
バッグの中身の量に驚かれたでしょうか。
ある日取材を受けた際にバッグを持ってくださったのですが、その後私のバッグの中身の話をしたら「だから重かったのですね!」と言われました(笑)
仕事用バッグということもありますが、逆に小さな「ハンドバッグ」でお出かけの方をみると心配してしまいます。せめてトイレの心配だけはして欲しいという思いからコンパクトなトイレ凝固剤【ぽけっトイレ】の販売をしていますのでぜひご用意ください。
特に都心部で大きな災害に遭われた場合は帰宅困難になる可能性があり、食べ物もトイレもままならない状態が想定されます。
私もお洒落なバッグを持ちたい気持ちはありますが、災害目線で持ち物を考えて、いつものバッグも見直されますことをおすすめいたします。
代表 長柴美恵