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2020-11-24

感染防止に「マスクは鼻まで覆うことが大切」だと思うワケ

2021年11月24日、北海道、東京、大阪を中心に新型コロナウイルスの陽性者数が拡大しています。日本国内の感染者数(NHKまとめ)

最近は「マスクはワクチンと同じ効果あり」とも言われていますが実際はどうなのでしょうか?

東京大学医科学研究所が「新型コロナウイルスの空気伝播に対するマスクの防御効果」を発表しました。

マスクの効果はあるようですね。私たち個人がいま出来ることも「先ずはマスクを正しく装着すること」だと、私は思っています。

●花粉症から考えると

私は30年以上も前から花粉症です。油断してマスクをしないと顔が狂ったように苦しくなります。花粉症の方には想像がつくことでしょう。

 

花粉は「鼻」が感じてくれますので、違和感を感じたらすぐにその場でマスクを着用して花粉の吸いこみを防ぐことが出来ます。しかし、新型コロナウイルスは「鼻」が反応しません。インフルエンザも同じです。

新型コロナウイルスに関しては、まだ薬もないし、どう防げばよいのかわからないのは皆さまと同じですが、わからないなりに当初から私が行っていたことは「マスクを鼻までしっかり覆うこと」でした。

 

「元気な人はマスクは不要」と言っていた方がいましたが、「感染者も元は元気な人だったはず」なので、この発言には医療の素人ながらにも不信感しかなかったのが正直な感想です。

 

花粉症の立場から考えると、花粉は「鼻」「クチ」「目」からも吸い込みます。「鼻」と「クチ」を覆うことでかなり花粉の吸いこみを防ぐことが出来ています。

医療の素人なりに手探り対策として花粉と同じように考え、「吸い込みを防ぐ」ために先ずは「鼻」までしっかりと覆うことをやってきました。

『うつらなければうつさない』

●使い捨てマスクは必ず持ち帰り

私はいまもずっと使い捨ての紙マスクを使っています。布マスクを作りましたが予備として保管しています。

 

基本的には1日1枚です。近所の買い物程度や宅配業者が来たときは洗ったマスクを使っています。しかし、講義や打合せなど、長時間の会話のときは午前から午後に入る前に新しいマスクに交換します。さらに夜もあれば再度交換します。多い日では3枚使います。

表面に飛沫が付いていたり、私の飛沫がたくさんついたマスクから相手方に飛ばしてしまうことも出来るだけ避けたいと思うからです。

 

使用後のマスクや鼻を拭いたティッシュは必ず袋に入れて口をしっかりと縛って持ち帰ります。

公的機関のゴミ箱にそのまま捨てて、そこから広がることも避けなければなりません。

使用後のマスクを街や海岸に捨てる行為は本当にやめて欲しいと思います。

 

小さなことだと思いますが、一人一人から増えた陽性者数です。一人一人の小さな行動から新型コロナウイルスが収束に向かうのは確かだと思います。

 

ちょっと息苦しいところもあると思いますが、人が周辺にいるとこでは「鼻」もマスクで覆って、吸い込みを防いでください。

*私の個人的な思いですが、マスク着用の効果はあるようです。

ちなみに、マスクの使用量は毎日3枚ではありません。

毎日3枚であれば1ヶ月90枚必要ですが、その都度の予定と外出しない日を計算して、私一人2ヶ月で50枚1箱が必要という計算になりました。

 

花粉が飛び始めると洗濯物をしまうだけでもマスクが必要になります。

紙マスクが買いやすい価格で品数がある今のうちに徐々に買い足しておこうと思います。

新型コロナウイルスの早い収束は世界中の人々が願うことです。

感染者を差別的な扱いをすることは非常に悲しく思います。

 

わからないことが多いいま、いつ自分が感染するかもわかりません。他者に責められなくても一番つらいのはご本人です。その立場がいつ自分になるかわかりません。

 

せめて、感染された方を差別することだけはやめて欲しいと思います。

私自身ももちろん、皆さまのお体のご安全を願うばかりです。

 

代表 長柴美恵

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