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2019-11-30

『備蓄食品』は「災害用」にこだわらない

防災備蓄というと、長期賞味期限の「災害食品」が一番に頭に浮かぶのではないでしょうか。

そして、災害用食品→高い→美味しくない→カンパン?

最近では「アルファ化米」が知られていますが、試食されていない方が非常に多いですね。

「災害用食品」にこだわらずに備蓄出来る食品についても一部ご紹介します。

●水で食べられる災害用ご飯

アルファ米(アルファ化米)とは、炊いたご飯を乾燥したもので、お湯、または水を入れることでやわらかくなり食べられるようになります。賞味期限5年が主流です。

(1)今回は「イザメシ」の五目ご飯。

メーカーや味は多数あり、てお好みも個人差があります。

(2)必ず原材料と栄養成分表を確認されてください。食事制限がある方はとくにご注意ください。

(3)封を開けるとカラカラに乾燥したご飯とスプーンが入っています。内側に記載された線までお湯、またはお水を入れます。

(4)お水を入れた状態です。全体に水分が含まれるようにスプーンで良くかき混ぜます。お湯15分、水60分待ちます。

(5)完成!ちょっとかき混ぜが甘かったようで均等に味が回っていませんでした。

(6)量は男性用茶碗大盛り。女性1食には多いかも知れません。

●スーパーで買える食品

●フリーズドライの「スープ」賞味期限2年 ●「さばの味噌煮」の缶詰。賞味期限3年

個人的な感想として、臭みもなく味は良かったですが、味噌の味が薄いかな。スープはあっさりしていて具も多く、「肉」が摂れるのが良いなと思いました。

●レトルト食品の「クラムチャウダー」賞味期限2年

もらいものです。くどくなく、美味しくいただきました。たまには飲みたくなりますね。

いかがでしょうか?

これでいいの?!と思われたのではないでしょうか?

 

火が使用出来ないときは「災害用食品」が大変便利ですが、長期間でみたら、災害用食品だけでは続きません。食欲も失せます。身近な食品でも賞味期限は十分長いです。これらも上手に取り入れて、災害後もお腹が喜ぶ食品をぜひ選んでください。

但し、インスタント食品は塩分も気になるところです。そのためにも自らの試食が大切です。

 

またの機会に他の食品も紹介します。

 

代表 長柴美恵

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