排泄は、実は非常にデリケートなことで心理的に出せなくなることを私は経験しました。
私は中学1年生のとき、急性で胃腸の病気で1週間入院したことがあります。
胃腸を早く健康に戻すために点滴に利尿作用のある成分が入れてあり、すぐに排泄したくなります。しかし、安静が必要であり、また、点滴に血液が逆流するとの理由から自由にトイレに行かせてもらえません。度々看護師さんがトイレに付き添ってくれたのですが、その頻度が非常に多いので看護師さんから「これでやって!」と渡されました。
用意されたのは、ベッドの上で使用する小さな便器の尿器です。
これがまた、寝ながら排泄することが出来ません。出したいのに出せない・・。
同部屋の患者の方たちも心配してくれて、紙おむつをくれた方がいました。