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2021-02-12

【防災備蓄収納】とは何か?収納術ではありません。

『持っていれば良いのではなく、災害時にすぐに使える状態にしておくこと』です。

スローガンである【Stock! Beauty & Smart. 正しい知識で美しく収納し備えよう】の「美しく収納し」というのは見た目の美しさや沢山収まるという収納術のことではありません。

 

では、「災害時にすぐに使える状態にしておく」とはどういうことでしょうか?

*防災備蓄収納プランナー協会のスローガンであり、このロゴが使用出来るのは一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会および代表と同協会が許可している防災備蓄収納マスタープランナーのみです。

●自己満足では危険です

2019年の代表コラム『危険!防災備蓄収納のまちがい』でもお話ししたことがあります。しかし残念ながら、沢山備蓄していることや見栄えの良い収納をしている自己満足な「間違った防災備蓄収納」の記事がまだ多いことに危惧します。

 

皆さんの防災備蓄収納は安全ですか?理由が明確ですか?

●多ければ良いのではない

「トイレットペーパーはローリングストックで管理しています!」というお答えが大半を示します。「スペースにぎっしり入っていると落ち着きます」と回答も多くあります。それらの回答に問題はないのですが、「ローリングストック」の方法をしっかりと理解しているかどうかが問題です。

 

「ローリングストック」の定義は各団体や企業によって異なります。一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会が言う「ローリングストック」の定義は「日常でも使用し、災害時にも使用する食品や生活用品を少し多めにストックする方法」としています。しかし、その「”少し多めに”が一体いくつなのか?」というところを具体化し、「はたしてローリングストックの管理で良いのか?」というところまで落とし込みます。

 

台風情報が流れると大量の買い溜めに至りがちですが、無事台風が通過すると買い過ぎたモノの処理に困るという問題も多発しています。モノが溢れ、かえって住まいが危険な状況になります。これらもしっかりと考えて備えていくのが一般社団法人 防災備蓄収納プランナー協会が提供する【防災備蓄収納】です。

●保管場所はどう考えるのか?

この画像の部屋のどこに何を置きますか?どのように収納しますか?

 

安易に「取り出しやすい場所」「便利そうな場所」というだけではいけません。「なんとなく・・」というのは論外です。

「なぜそこに置くのか?」の理由を明確にすることが必要です。

 

災害時にすぐに使える状態にしておく」とはどういうことでしょうか?

この理論を学ぶのが【防災備蓄収納プランナー】の各種講座です。

【防災備蓄収納】により、家族を守り、社員を守り、命を守り、「物資の不足を減らし、避難所の混乱も減少し、減災につなげる」ことを目指していきます。

いかがだったでしょうか?

収納術だけで備えてはいけないことをご理解いただけたでしょうか?

 

私も収納ドクター@長柴美恵という名で片付けを推奨してきましたが、防災備蓄収納はそれだけでは危険であることに気が付き、【防災備蓄収納プランナー】という理論が出来上がりました。

ちなみに【防災備蓄収納】は長柴美恵が考えた造語です。【防災備蓄収納】という言葉が広がることは大変嬉しい限りですが、間違った防災備蓄収納には注意し、Stock! Beauty & Smart. 正しい知識で美しく収納し備えてくださいね。

 

代表 長柴美恵

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