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2025-01-15

防災備蓄も冬支度

日本の生活では「四季」に合わせて衣替えをします。非常持出し袋も含め、【防災備蓄】も当然コロモガエが必要です。「四季」もなくなりつつある日本ですが、せめて夏と冬の、「暑さ」「寒さ」の入替えはしておきたいものです。

日本の1月は雪も降る冬です。先日私が山形へ行った際の防寒準備を紹介します。雪国の方には不足かも知れませんが、雪が降らない地域の「寒さ対策」の参考になれば幸いです。

①「首」を隠す

寒さ防止はとにかく出ているところを極力減らすことです。そして「首」を隠すこと。顔の首、手首、足首。頭、耳を覆うものもおすすめです。

 

《雪積もる山形への私の服装》

・長袖ヒートテック

・厚めのタートルネックシャツ(ニットではない)

・冬用ジャケット

・冬用コート

・マフラー

・手袋

・マスク

・スパッツ

・厚めのデニム

②足元を忘れずに!

雪積もる山形へ行くために、私が一番心配したのは「靴」でした。滑ることと冷えるです。

「足元」は見落としがちですが、歩く行為をする部位のため冷えやすく、体全体に寒さが広がります。極寒の中では凍傷になる可能性もあります。そこで用意したのが「スノーブーツ」と「厚底の長くつ下」です。山形駅の手前でくつ下と靴を履き替えてからの下車。冷えるほど歩いていませんが(笑)、足元が暖かく、体全体の寒さを抑えることができました。ちなみに、カイロも持参しましたが出番はありませんでした。

③スキーウエアがあれば

私はスキーができないのでウエアもありません。しかし子どもが小さかった頃、1回だけスキーに連れていきましたのでスキーウエアの暖かさを知っています。

 

もしも災害で停電したら?暖房がなかったら?

スキーやスノボーのウエアをお持ちでしたら、今は使っていなくても、冬の時期は『すぐに着られる』ように準備しておくとよいですね。とくに避難した場合は『暖』があるかわからないので防寒着としておすすめです。

事前に山形県の天気予報で天候や気温を調べていましたので防寒対策もしましたが、埼玉からスノーブーツは・・と思い、運動靴を履いて、すぐに履き替えられるように手提げバッグにブーツとくつ下を入れていきました。さらに、講演用のパンプスはキャリーバッグに。合計3足の用意です。荷物になりましたがブーツは本当に助かりました。

 

その日は降雪なく、まちの雪も少なかったのですが、それでも気温1~2℃です。夜の気温はマイナスになり雪がパラついてきました。雪に慣れない私には一桁気温の寒さは厳しいです。寒いと体が固まり、自由に動けなくなります。心まで負けそうになります。心身を保つためにも『暖』は本当に大切だと痛感しています。

 

災害時も使える「暖房」を用意しておくことをおすすめしています。しかし、暖房が使えない状況も想定して、第2、第3の準備をしておくともっと安心です。

皆さまもどうぞ、足元の寒さ対策もお忘れなく、『冬の防災備蓄』をご準備ください。

代表 長柴美恵

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