2021年10月7日地震の瞬間、出張帰りのリムジンバスで経験したこと
10月7日22時41分頃、東京・埼玉で10年ぶりの“震度5強”の地震が発生しました。交通機関の一時停止、高速道路通行止め、火災、停電、水道管の破裂、負傷された方もいました。帰宅困難になられた方も多くいらっしゃいました。被害は時間が経ってからわかります。多くの被害が出ませんよう祈るばかりです。被害に遭われた方へお見舞い申し上げます。
私は札幌出張の帰りの道中で、あと20分程で家に着く頃でした。
出先中で災害が起きると状況が把握しにくいということがよくわかりました。そのとき、私が感じたこと、経験したことなどから今後の参考になれば幸いです。
●地震の瞬間
脱力中だったので一瞬何が起きるのか把握できません。先ずはすぐに席の窓を全開にして外を見ました。一瞬でしたが、上の高速道路とその支柱と私たちがいる下の道路が歪んでいるように見えました。そのとき私の脳裏には阪神淡路大震災の光景がよぎりました。高速道路が崩れたらバスは潰れる・・と。眼を見開いてよく見ると揺れはおさまったように見えました。
●運転手に聞くと
●深夜に帰宅困難
●帰宅すると
●持ち歩きスマートフォン充電器
札幌を出る前に無性に海鮮丼が食べたくなって(笑)
夕食までは時間が早いけど家までは絶対にお腹がもたないと思ったので小ぶりのどんぶりを食べてきました。千歳空港でデザートのソフトクリーム。コレ、美味しいんですよね!
お腹も心も満足だったので地震の苛立ちも防げたかなと感じています。
長距離対策としてお気に入りの煎餅も持っていたし、水もトイレの凝固剤ももちろん持っているのでバスで待機になっても不安はありませんでした。私にとってこの3点がある安心効果は実に大きいんです。
外出中の災害はさらに不安です。ストレスが大きくなり、苛立ちから冷静な判断が出来なくなって、かえって危険な状態にしてしまうこともあります。
災害時に大切なことは「パニックにならない」ように心がけて備えることです。貴方が冷静になれるモノや手段は絶対に欠かさず用意してください。
無事だったからこそ、私は今回の経験を無駄にせず、これを教訓に出先中の個人対策をもっと強化しようと決めました。『自助(自分の身は自分で助ける)』は本当に大切ですね。
今回の記事が『持ち歩き備蓄』の促進になりましたら幸いです。
そして、少しでも被害が小さくなりますことを願っております。
代表 長柴美恵