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2024-10-15

2024年9月3日【昭島市保育園長会様防災備蓄セミナー】報告

2024年9月3日(火)、東京都昭島市『昭島園長会様』での【防災備蓄研修セミナー】に代表の長柴美恵が登壇いたしました。

日頃からの備蓄を考える【災害と食のつながり】

園長方はじめ、保育士、栄養士、給食スタッフ、看護士の80名以上の方がご参加くださいました。さらに参加のご希望があったそうですが、会場の定員によりお断りをせざるを得ない状況だったそうです。防災備蓄に興味をお持ち下さることを大変嬉しく思います。

グループワーク2本を交えた研修を行いました。「考えたことのないコトをみんなで考える」時間はたくさんの発見があります。「やること」が具体的になったとのご感想を多くいただけました。また、24園がお集まりとのことでしたので、2園以上が1つのグループになるようにセッティングしていただきました。普段では知ることのない他園との情報交換ができ、二乗の効果が発揮されていました。

1本のワーク毎に2チームずつ発表をしていただき、さらにみんなで共有していただきました。笑いもあり、新発見もあり、非常に盛り上がり、私も楽しく進行させていただくことができました。

年齢も性別も問わず、個々の経験や発想から出てくる回答は次の何かを生み出します。ユニークなものもありますが、制限をかけずに思うがままに意見を出し合うことから災害対策ははじまります。これまで防災をあまり知らなかった職員の方も楽しく&真剣に考えられ、防災備蓄がいかに重要かということに気付いていただくことができました。

昭島園長会様の園長先生方、職員の皆さま、この度は大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。

昭島園長会様では今年度は防災に集中する年として計画を立てられました。

今回のワークも詳細にデータを取られ、アンケートと一緒に私にも共有してくださいました。2月にはこの続きとして、実施したことや新たな気付きなど、各園の発表会を行うそうです。1回の研修で終わらず、『実現』することを目指されているご意向は、義務的な行動ではなく、真剣さを強く感じ、私も大変嬉しくなりました。

小さなお子さまを預かる職員の皆さまは、自身の安全だけはなく、子どもたちを守らなければなりません。公立であれば行政の指示がありますが、残念ながら私立では防災から目を背ける園もあります。私もいくつかお伺いしたことがありますが、責任と意識の軽さに怒りさえ覚えたこともあります。

私も3人の子どもを育て、現在は園児3人の孫がいます。小さな子どもたちを守るのは私たち大人です。親はわが子を園に預けている時間は園に委ねるしかありません。

保育園、幼稚園、託児所など、小さなお子さまを守る施設での防災対策が進みますことを願うばかりです。

たくさんのお土産までいただいてしまい恐縮です。ありがとうございました。どれも美味しく、至福の時間をいただきました。

代表理事 長柴美恵

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