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2022-10-18

試食に迷ったときの参考に「長柴の好きな災害食品の惣菜」

災害食品と言っても世の中には山の数ほどあり、どれを選べば良いのか非常に悩むところだと思います。最近ではスーパーでも買える賞味期限の長い食品の品揃えが増え、食欲だけが先走ってしまいます。

いずれも、初めての食品は「試食」からはじめていただきたいのですが、その「試食」の食品すら悩まれる方のために、50代の私が好きな『アルファフーズ』の災害食品をご紹介します。

●惣菜

アルファフーズ

正直パッケージは地味ですが、冷めていても美味しいと思う災害食品です。1食の量は小鉢くらいです。ガッツリ食べたい方にはちょっと少ないかも知れません。

以下は私の個人的感想です。塩味が濃すぎず、しっかりと煮込まれた味が気に入りました。

 

【牛丼の具】

しっかりした味付けであるが濃い口ではない。歯ごたえもある。

 

【肉じゃが】

ジャガイモの歯ごたえがしっかりある。うす味。白滝が少々あと口にくせを感じる。

 

【里芋の鶏そぼろ煮】

そぼろの形はほとんどなく、タラコソースくらいの粒の大きさと食感。里芋の形は崩れていた。歯ごたえがあるが、舌で潰せる柔らかさ。

●農林水産省『スマイルケア食品』取得の商品です。

 

【さつま芋のレモン煮】

色が黒く、見栄えは良くない。レモン風味の後味がおやつにおすすめ。皮は固く飲み込めない。芋は柔らかい。

●食事

アルファフーズ

こちらもパッケージは地味ですが、家庭の味を感じ、冷めたままでもいける災害食品です。いつもの食事でも違和感なく召し上がれる商品だと思います。

以下は私の個人的感想です。

 

【さば味噌煮】

冷)そのままでも十分食べられる。味がしっかり染みている。

温)温めても癖や臭みがない。味が濃くなった感じがする。

 

【ポークカレー】

色がとても黄色く、はじめは抵抗がありましたが、これまでに食べた「災害食品のカレー」の中では、長柴的美味しいランキングに入りました。

 

冷)開封時にカレーの風味がする。とろみがしっかりしていて流れない。スプーンなどでかき出す必要がある。冷めたままでも十分に食べられる。1つ大きな肉が入っていて柔らかい。

温)見た目よりも辛味がある。小さなお子さんは食べられないかも知れない。甘みもある。

 

【豚汁】

冷)具材が柔らかい。薄味で良い。冷めていると塩味の角を感じるがキツクはない。

温)塩味の角が取れた。温めて飲みたい。油揚げがぼぞぼぞしていて油臭さがある。

●全体的な感想

災害食にありがちな消毒臭さは感じませんでした。温めるとさらに美味しいですが、そのままで十分に美味しくいただけました。やはり災害時を考慮して「冷めていても本当に美味しい食品」を考えられているのだろうと感じます。

災害食品としての妥協ではなく、平常時の「ちょっと手抜きご飯」にも良い商品だと思います。

参考になったでしょうか?

 

パッケージが美しいのに食べたらNGだったもの。パッケージは地味なのに美味しかったもの。ひどいものでは開封した時点で封を閉じたものもあります。こういうものを災害時に食べることになったら私のストレス度はMAXを超えることでしょう。

食品のNGがない家族と試食して、2口目が進めないNG食品もありました。

 

好き嫌いがあり、食わず嫌いの多い私の実体験から事前の試食をすすめてきていますが、だれもが本当に大切だと感じています。

ただでさえ災害ストレスで押しつぶされそうになる環境下。それでも笑顔でいられたら心も前を向けます!食べたら力も湧きます!そのためにも食事は重要な存在ですね。

だから、お得な値段でもいきなりまとめ買いはせず、気になったものから少しずつ試食されて、気に入った食品を選ぶことをおすすめいたします。

 

友だちや家族での試食会は結構楽しいですよ。ついつい食べ過ぎてしまいますが、食品をロスにせずに食べきる場にもなりますね。

代表 長柴美恵

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