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2018-11-19

地震でも備蓄収納の折戸が開くために

11月19日は東京都が制定した『備蓄の日』ということで、前回は災害食の備蓄についてお話ししました。

しかし、防災備蓄をしていれば良いのではなく、「災害時にすぐに使用できること」が重要です。例え見た目が美しく収納されていても、収納庫内が崩れたら問題です。とくに、地震時は折戸の開閉が困難になる可能性があります。今回はそうならないための工夫をお話します。

1)平常時の収納

1つの例です。

こちらは、災害時に使用するモノで比較的軽いモノが上段に入っています。日頃の出し入れに何も問題がありません。

2)地震では収納庫内のモノも揺れます

折戸を開けようとしたら開かない?!なぜ?

隙間から中を見ると、収納されたモノが崩れ、扉に引っ掛かり開かなかったという経験はありませんか?

手を伸ばすにも開口が狭く手が届かない、モノを奥に押そうにも思うように動かない。

大きな揺れの地震ではこのようなことは大いに想定されます。

3)収納庫内も飛び出し防止対策

細かいモノはカゴや箱を使ってわかりやすくまとめておくことが収納のコツです。しかし、カゴが大きいほど折戸に挟まったときは開閉が困難になります。

そこで、ネットを使用して飛び出しを防ぐ工夫をしましょう。

これは自転車のカゴに使用する防犯用のネットを2つつなぎました。

先ず右と左に2ヶ所ずつ、計4ヶ所にフックを付けます。折戸の開閉の邪魔にならない位置に取り付けてください。画像は強力な粘着糊を付けたパターンです。ネジの部分が長いビスタイプもおすすめです。外れにくいように工具を使ってフックを絞ります。

ポイントは、日常でも外すことが出来て、荷物の揺れの勢いでは外れにくいように留めることです。荷物の重量によってはさらに強度が必要になります。

ネットを2つつないでいますので、この場合はネットのつなぎ部分のフックもしっかりと絞ります。外れにくいかどうかを確認してください。

4)折戸に引っ掛からず開閉もスムーズ

ピンと張ったネットにより、飛び出しにくくなりました。折戸の開閉にも邪魔になりません。ネットを外して取り出すこともスムーズです。

自宅やオフィスのオープン棚に並べてある防災備蓄にも飛び出し防止のためにネットをかけることをおすすめします。

防災備蓄はなぜ必要なのか?

災害後、住まいも自分も無事だったとき、自宅で過ごしていくためです。それは、命にもつながる大切な備蓄です。

 

せっかく用意した防災備蓄が収納の仕方で使用出来ないようでは意味がありません。

持っていれば良いのではなく、その「収納」を今一度見直しをされてください。

防災備蓄をする目的は、「災害時にすぐに使用することが出来る」ことです。

 

代表 長柴美恵

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